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◆ 健康を育てるために 為すべきこと ”心構えを点検しましょう” 理事長:佐藤 和子(医師)
健康は育てるもの
健康は自らの努力で育てるもの、そして育つものですが、そのためには正しい知識の裏付けが必要となります。
私達の身体は刻々と作りかえられております(たとえば、血液は約3ヶ月で入れかわり、骨も約2年で入れかわります)し、生成と分解が同時に進行していますので、どのような食物(栄養素)を、いつ、どの位の量を摂取したかによって身体の成分は変わってゆきます。栄養バランスの整った食事ができるように、能力を育てておきましょう。
健康は目的ではなく手段
健康は私達の到達すべき人生の目的ではなく、あくまでも手段であることを認識することが大切です。
では、人生の目的とはいったい何でしょうか? それは哲学が、真・善・美・聖の探求と教えています。
人生の青写真の作成
人生の目的を見据えたうえで、心から望む人生の青写真をしっかり作成することが大切です。そして人生の目的のどれに所属するものなのかを自覚しておくことです。
また、目的達成までには、どの位の年月が必要なのか概算してみましょう。その間の長い道程を気力の充実した状態で過ごせるならば、どんなにか幸いなことでしょう。ここに手段としての健康の重要性があるのです。
昔から「健全な精神は健康な身体に宿る」といわれていますように、心と身体はともに影響をおよぼしあっていますので、たえず両者をしっかりしたものにしておくことが最も必要なことといえましょう。
◆ ヘルスプロモーションセンターの理事就任に当たって 正会員・理事:富澤 隆(医療法人 富沢内科医院 院長)
私は昭和33年に前橋市石倉町に、最初は内科小児科医院として開業した開業医であります。
医学生の時にローマカトリック教会で洗礼を受け、キリスト教徒であります。私は高度の医術はほどこせない代わりに、いつでも病人の求めに応えてあげる医師として努力してきました。それには健康な体をいつも維持してゐなければならないと思ひ、開業と同時に、医師の立場を生かして、健康をつくり維持するためには熱心に勉強し実践してきました。
そんなある時、私の尊敬する親友で私と同じ教会に通って、教会のためにも一所懸命奉仕しておられる歯科医の大國勉先生に、私が当時宗教法人代表役員として勤めていた日本在世フランシスコ会の本部が置かれている、群馬県渋川市宮田にある「赤城山麓祈りの家」の山林には大銀杏の木があって、時期に行くと銀杏の実が30分もかからないでひとバケツもとれるよと話しておいた所、先生から声がかかってきてそれでは今日そこへ連れてって下さいということになり、それが実現したのが、平成5年12月19日という忘れ得ない日になりました。その時先生は、一本のカセットテープを出し、私に之を聞き乍ら、「祈りの家」まで行きましょうと言って、それを聞かせて下さったのです。それが佐藤和子先生がビデオに録画した「病気にうちかつ食事理論」という講演でした。私は之を聞いた時、『あ、之は本物だ』と直感しました。それで即刻、佐藤先生が出された全ての著書とビデオを購入し、翌年の2月頃には、大体先生の「健康を支える栄養学」を理解することができました。
私は、その1年前からそれまでの食習慣の間違いで、胆石症があることを知っておりましたが、それが何と平成6年2月26日利根西医師会の懇親会で、酒と中国料理を食べてゐた時に、発作を起こしてしまい、それに伴う急性肝炎を併発してしまいました。私は、この時、医院の職員がみんな入院を奨めましたが、何とか皆を説得して入院はせず、佐藤先生の食事理論で之を治してみようと思ったのです。
そして、妻に頼んで毎食佐藤先生の奨める食事を作ってもらって、バロック音楽を聞きながら自宅で療養し、1週間の検査結果毎に、生活も普通の生活に近づけ、先生の言われる肝臓は1ケ月で96%生まれ変わるというお言葉通りに1ケ月で全ての肝機能は改善し、元の医師の生活に戻れました。
その後も、佐藤先生の奨める「健康を支える栄養学」を実践すると共に、自分の全ての患者さんにも之を指導し、実践するように奨めて現在に至っております。この間群馬県内で行われた佐藤先生の講演会には度々参加し、先生の研究発表大会には、自分の患者さんに実践して頂いた食生活による病気の改善の成果も発表させて頂きました。また、日本プライマリーケア学会群馬県支部の研究会には、その成績の幾つかを発表させて頂き、地域の方には講演会も数えきれない程させて頂いて、先生の食事理論の紹介と実践結果とを報告させて頂いて今日に至って居ります。
此の度、佐藤先生が大塚健康推進本部の職を辞されて、当センターを立ち上げ、本気で群馬県民の為に食事指導を行い、更に日本の食事教育を改革されたいという熱意に燃えて居られると聞きまして微力乍ら参加し、ご協力をさせて頂きたいと思って居ります。どうぞ宜しくお願い致します。
◆ 「からだは入れかわっている」と初めて教えてくれたのは佐藤和子先生だった
正会員・理事:大國 勉(大谷歯科医院 院長、群馬県警察警察医、群馬県警察特別講師、群馬県警察医会副会長)
佐藤和子先生のお話を聞いたのはもう随分前ですが、何回聞いても素晴らしい内容なので、そのうち、先生の著書を何冊も買い求め、いろいろな本が私の本棚には並んでいます。そして、『知っていますか、からだは、入れかわっているのよ…』という初めて聞く話が、私の耳には今も強烈に残っています。
ここに、7つほどの項目を紹介してみます。
@からだは入れかわっている。
皮膚は?… 髪の毛は?… 肝臓は?… 1ヶ月で96%栄養が入れかわる。 血液は?…約100日 胃の粘膜は?…3日間で。 えェ?…
驚きである。
A「食事は」一日の必要量の1/3。
毎食一日の必要量の1/3を、朝からしっかり食べる。バランスのよい食事をとることで『生命力』が健康を維持する。そうすれば病気が成立しない。
またバランスのよい食事をとることで病気を快復させる。必要な栄養素をとると…吸収され、よい血液が体をまわり、必要な栄養が細胞のまわりにくる。
…全身の細胞がいきいきと機能する。<健康は自分でつくるもの><病気も自分でつくるもの>
B食事は赤、青、黄色の3群に分類する。
赤…(たんぱく質の供給源)魚介類、肉類、豆類、卵、牛乳…の5つ。
赤には、たんぱく質の他に、ビタミンB1、B2、ナイアシン、ビタミンDなど、またミネラルであるカリウム、リン、鉄、カルシウムなどが含まれている。
⇒ 日本人に不足している
青…(からだの機能の維持)緑黄色野菜、淡色野菜、果物、海草、きのこ…の5つ。
青にはビタミンA、C、繊維、鉄、カリウム、マグネシウム、ヨウ素などがある。 ⇒ 日本人には特に不足している
黄…(活動のエネルギー)黄色には、穀類、いも類、アルコール、砂糖、油脂…の5つ。 ⇒ 日本人には多すぎる
◆ ひとりの目覚めをみんなのものに 正会員・理事:中村 澄江(すみれ音楽室 主宰、「正しい食生活」学習会講師)
高校の教師としての在職中に病気になって、佐藤医師から「正しい食生活」実践の指導を受け、病気を克服することができました。このことで「心身の健康は自ら育てるもの」という体験を得ました。具体的に生徒の生活指導にも生かすことが出来て、"ひとりの目覚めをみんなのものに"という思いを確信しました。
職後、佐藤医師から「正しい食生活」学習会講師としての依頼を受け現在まで継続しています。
当法人設立にあたり、佐藤和子医師の"社会の人々を健康に導きたいという深い熱い思い"に、敬意と共感をもってお手伝いさせていただけることを感謝しています。
◆ 健康な毎日は「睡眠と食事」から 正会員・理事:金井 由美子(金井電氣工事株式会社 取締役)
佐藤先生とのお出会いは、2005年4月煥乎堂さんでの講演会が初めてでした。
主人の肥満や当時大学生の長男のアトピー性皮膚炎等があり、とても悩んでおりました。
講演会終了後、中村先生の10回講座を受講し、睡眠・食事がとても大切な事が良く解りました。眠る時刻を11時頃から9時頃にし、3食魚を取り入れるようにしました。
受講前の主人のBMIは29.4受講後は26.6になり現在も維持しています。いびきもなくなりました。
長男は当時一人暮らしで、食事も買ったものが多かったようです。生活も昼と夜が逆のようでした。たまに帰って来たときの様子ですが、皮膚はボロボロと落ち、とてもかわいそうでした。その頃、佐藤先生の栄養学に出会いこれで直せると思いました。妹と一緒に暮らすようになり、魚を食べるように勧め、眠る時刻も早めるようにしました。その後皮膚はきれいになり、当時のアトピーがうそのようです。朝食は、必ず食べて出社するように会うたび話しています。
受講前、私自身も口内炎ができやすく、冷え性で、朝目が覚めると頭痛等がありました。受講後は、おかげさまで目覚めも良く風邪もひかなくなりました。佐藤先生の栄養学に出会い感謝しております。
2006年から、健康を育てる会・群馬のお手伝いをさせていただいております。今回の設立にあたり、佐藤先生より理事のお話があり少しでもお役にたてればと思っております。
◆ 食事の大切さと有りがたさを知ることが、日本の食文化 正会員・監事:高橋 政雄(株式会社 たむらや 会長)
1945年、当時14才の中学3年生が、空襲の焼け跡から通常の生活に戻るまでの間、また1946年から1949年の間に現在では想像すら出来ないような餓えを体験しました。
一杯の米飯、一切れの魚肉、摂取した瞬間体中に活力のしみ渡る快感、有りがたさ、未だに忘れられません。新制高校卒業後、就職して上京した途端、主食配給は10日間、その他は自己調達の暮しは飢餓の恐ろしさと、闇社会と止むを得ず接触する悲しさを味わわせてくれました。身体を壊して帰郷後、家業の食料品店に就業して60年、現在に至る迄医食同源を胸に商品開発を心掛けて居ります。
イーチミールパーフェクトは一歩進めて病気にならない身体づくりと理解しています。
飽食の文化でなく、健康な身体づくりの食文化を日本の本物の文化として世界中に発信することで、世界の全人類の幸福に貢献できればと夢をみて居ります。
◆ 病気と向かい合う ”栄養学” 発起人・正会員:高橋 澄江(株式会社 たむらや 副会長)
私は初めて佐藤先生の講演をお聞きした時は理解できませんでした。二度三度お聞きしやっと納得する事が出来ました。条件を整える事で自然治癒力を高め病気も快方に向かう事ができる。でも本当に治す事ができるのか?やはり自分で体験して初めて皆様に自信をもって勧めることができるのではないでしょうか。
私は、平成6年の人間ドックでC型肝炎キャリアの宣告を受けました。この病気は一生の付合いです。上手に付き合いましょうと言われがっかりしている時に、講演の中で、C型 肝炎も治ると伺い、わらをも掴む気持ちで先生のご指示を仰ぎ、即実行致しました。結果次年度の人間ドックで抗原、抗体ともマイナスでした。佐藤栄養学の素晴らしさを実感いたしました。他にもガンや不妊症等を克服し、喜ばれております。この素晴らしい栄養学を一人でも多くの方にお知らせしたく発起人の一人として参加致しました。
◆ これからも"健康を育てる"活動の輪を広げていきましょう 発起人・正会員:高田 陽子(株式会社 ヌカベ 顧問)
私が佐藤和子医師の栄養学に強く興味を持ったのは、15年ほど前に先生の講演会のご本を知り合いから、お借りして拝読した時です。これだ!と思いました。
その時、母がパーキンソン病にかかっておりました。85歳を超えて投薬だけではどうにもならない状態でした。佐藤先生の栄養学の食事を食べさせたい。これしか無いと思いました。なぜなら病気で年寄りの母に、薬より食べ物で美味しいと感じさせることの方が、母の為になったからです。体に良い食事ですよと言いながら母に出すと、こんな良い食事をもっと前に知りたかったと言いました。
その経験から素晴らしい栄養学を、世間の人々にも知ってもらいたいと思います。12年間ほど「健康を育てる会・群馬」に籍を置き活動を続けてまいりました。この度、発起人のひとりにさせていただきました。
◆ 多くの人の笑顔のために 発起人・正会員:羽鳥 なか子(主婦)
2003年6月、私は突然T型糖尿病になりました。 発病と同時にインスリン注射が必要となり、将来インスリンが全く出なくなる病気であると医師から聞かされ、ショックを受け毎日ボーっとしていました。
でも、その時思い出したのです。かねてから読んでいた佐藤和子先生の「正しい減量の仕方」の本の中に書いてあった"糖尿病が治った"という1行を、もうこれしかない、退院したら絶対勉強しようと思ったのです。
2003年9月15日、太田教室第9期生として勉強を始めました。
睡眠の大切さ、グラムの大切さ、各栄養素、など色々なことを勉強しました。
佐藤先生のミラー診断のご指導を頂き、食事は朝三食作り、お弁当を持って会社に行き、三食共同じ物を食べました。すると、みるみる体調が良くなり、3ヶ月後には元に戻ることが出来ました。佐藤先生には、本当に感謝しております。
このように素晴らしい佐藤先生の栄養学を1人でも多くの人に知っていただくために「健康を育てる会・群馬」に入会し、講演会や、食事と勉強会・調理実習・ミラーサポートなどいろいろ行っています。多くの人に笑顔になっていただきたいと思います。
この度の、特定非営利活動法人ヘルスプロモーションセンター設立に当たり、設立趣旨に賛同し、発起人の1人になりました。
◆ 「病気は無知からもたらされる」ことを知ったのが「正しい食生活」実践のスタートでした 正会員:伊東 和子(主婦)
定年を目前にして大腸癌になってしまいました。
入院中佐藤和子医師の「正しい食生活」を学ぼうと決心しました。何故なら、以前講演を伺った時、これは素晴らしい!お話しの内容に感激したからです。健康になりたいとの思いから早速、佐藤先生にご相談をしました。
「あなた、今のようなお食事を頂いていたら同じことの繰り返しよ。「正しい食生活」を実践して元気になりましょう」と優しい言葉を頂き、実践講座を受講しました。
毎日、朝昼夕の三回の食事を整える努力をして、睡眠時間にも気を付けました。5年間にわたる病院での検査は異常なしでした。この「正しい食生活」の凄さを知り自信を得たので、友人や仲間にお伝えしたいと思い、講師養成講座を受講し、佐藤先生から認定講師の資格を頂きました。
少しずつですが、「学ぶ・伝える・広げる」という三つの目標を持って「正しい食生活」を多くの方に知って頂きたいと活動させて頂いております。